1959年(昭和34年)創業。
さぬきうどん・そうめん・そばの八十八庵(やそばあん)は
深い山あいの中、四国八十八ヶ所霊場 大窪寺の門前にあり、
山の静けさと四季折々の自然に囲まれています。
八十八庵のさぬきうどんは、
香川県産小麦「さぬきの夢2000」と
大窪寺の裏山で湧くお大師様の霊水(金剛水)を
丹念に練り上げた逸品です。
こだわりの讃岐うどんの味をご賞味ください。
大窪寺
大窪寺は、四国遍路の結願(けちがん)の霊場とされており、
多くのお遍路さんがここを目指しています。
縁起によると、養老元年に奈良時代の名僧・行基菩薩が
この地を訪れた際に草庵を建てて修行したほか、
弘仁6年には弘法大師が、現在の奥の院にある岩窟で修法したと言われています。
霊夢を感得し草庵を建て修行をしたと言われます。
想い
長い旅路を終えたお遍路さんの心と身体を癒す場所をつくりたい。
創業者・井川義明の想いは、おもてなしの心を大切にすること。
それは現在の八十八庵に脈々と受け継がれています。
歴史
創業当時はわらぶき屋根の店構え。周辺になにもお店がない頃、道路も舗装されておらず、標高450メートルに位置する八十八庵まで食材を運ぶことは困難でした。
そこで考えたのが、山でとれる肉や野菜などを使用し、保存性に優れた味噌仕立てのうどん。
疲れた身体を芯から温めるため、栄養価の高い食材をたっぷり入れて、打ちたてのうどんを煮込んで提供し始めました。
それが郷土料理「打ち込みうどん」のルーツです。